【月別バナーアーカイブ】3月編

1か月のご無沙汰です、knotです。
3月の月別バナーアーカイブです。
先月とは打って変わって、静かなバナーが多いです。
各ロゴをご覧いただくには、Adobe® Flash® Playerプラグインをインストールの上で、ここからロゴ閲覧用の画面に移動してください。

2007年3月


ひなまつりのバナーです。
蝶の動きがあるほかは、特にインタラクティブな部分もない、静かなバナーです。

2008年3月


《梅に鶯》のバナーです。

……………ウソです。いや、鶯でも鷽でもなくメジロです。
(このバナーではあくまでわざとやってますが、ウグイスとメジロの混同は、世間でも割とよく見かけます。
 現実のウグイスがモスグリーン寄りの意外と地味な鳥なのに対し、メジロは鮮やかでキャッチーなので、つい代わりに使いたくなるんですよね)

梅の枝は、通常はランダムに伸びますが、バナーにマウスカーソルが乗っていると、その付近に向けて伸びるようになっています。
メジロは通常1羽ずつやってきては飛び去りますが、これもマウスカーソルをバナーに乗せていると、次第に数が増えていきます…。

ただしマウスカーソルを動かすと一斉に飛び立ってしまうので、乗せたままじっとしている必要があります。
当時は隠し要素として普通はわからない操作を入れることがありましたが、流石にもう公開していいでしょう。

2009年3月


白鳥のアニメーションバナーです。




湖で休んでいる3羽の白鳥にマウスオーバーすると、飛び立っていきます。
ザラッとしたタッチを出したかったため、白鳥と波紋、それにロゴも、1コマずつ鉛筆で手書きしスキャンして使っています。
また、自然さを出すため、飛び立ちと羽ばたきのタイミングが微妙にズレるようにしてあります。

2010年3月


ひなまつりのバナー第二弾です。今月唯一のゲームになります。

ひし餅を使った《ハノイの塔》です。ルールを説明すると、
 ・重なった餅を、他の台へ移動させるゲーム
 ・一度に動かせるのは、各台一番上の餅1つずつのみ
 ・餅の上には、それより小さい餅しか置けない

マウスオーバーでゲーム開始、餅の上でマウスカーソルを上に動かす(持ち上げるジェスチャです)と、その餅を運ぶことができます。
餅を持った状態で、下ろしたい台のところでマウスカーソルを下に動かして(下ろすジェスチャですね)ください。
(ジェスチャ風の動作の実験を兼ねてましたが、サイズが小さいのでちょっとやりにくいかも)

ひし餅全てを移動させるとステージクリア。餅が1つ増えて次のステージとなります。
それに加えて、背景のひな壇が1段開放されます。

一応7段まで作ってあった…はず。

2011年3月


この月には東日本大震災という大きな災害がありました。

震災発生時、私は飯田橋の本社オフィス(当時)に勤務中で、本震の間、机から落ちそうにガタガタ揺れるPCを押さえていました。
すぐさま社員全員が社外へ避難、各自帰宅。
九段下駅へ向かう途中、定食屋の開け放たれたドアごしに津波のテレビ中継が見えたり、和菓子屋の天井から下げられた大きな飾りが、地震からずいぶん経つのにユラユラ揺れ続けていたのを覚えています。
九段会館には救急車が集まっていました。のちに東京の代表的被害として扱われることになる、ホール天井の落下でした。

2時間ほどで電車が動き、私はその日のうちに帰宅できましたが、ファミレスで一夜を明かした社員もいたようです。

痛ましい出来事でした。当社にとっては後にノマドワークを進める契機の一つにもなりました。

この月のバナーは、その被害を悼むものです。
流石にゲームを入れる気にはなれず、花が並んで揺れる仕組みに留めています。

2012年3月


雲堂》のバナーです。
Android版のリリース時に作成しました。
お香とそれに正対して座禅する女性の周りを、カメラがゆっくり周回するイメージで作成。瞑想の雰囲気を出すため、すこし傾き・揺らぎを入れています。


インタラクティブ機能はありません。

長かったバナー記事もこれで一年ひとまわり、これで最終回となります。
お付き合いありがとうございました。