OSインストールするだけ番長: Jolicloudの巻

初めまして、番長のひとりteppeiです。ブログ初投稿に先立って、自分は何番長なのか自問自答いたしましたが、私の脳内DBでは『番長』というと
くらいしか出てこず。なんかどれもイマイチですね… というわけで自分探しの旅を終えるまでは、当面「OSインストールするだけ番長」として、面白そうなOSをあれこれインストロールして使ってみては飽きて消すというサマをブログのネタにしたいと思います。
『手元のPCのVMにインストールできる』『ブログのネタにできそうなGUIを持っている』『なんだか新しい』あたりを条件に先生に聞いてみた結果、既によく知られたものを含めて以下の4つを候補としました。
今回はそのうち『Jolicloud』を試してみます。

Jolicloudって?

JolicloudはUbuntu Linuxをベースに、『Chrome OSのようなブラウザベースのホーム画面やWebアプリケーション実行環境』と『通常のLinuxOSのようなローカルのアプリケーション実行環境』を両立させようというネットブック/PC向けのOSで、『Netvibes』の設立者が新たに立ち上げたOSプロジェクトだそうです。Jolicloudは、オフィシャルサイト
  • OS一式(ISOイメージによるライブCDまたはインストーラCD)
  • 『Chrome OSのようなブラウザベースのホーム画面やWebアプリケーション実行環境』の部分だけ取り出した、Chromeブラウザの拡張機能
の2種類で提供されているようですが、後者では番長になれないので当然前者を試してみましょう。と言っても今回は時間の関係で本当にfirst lookのみです。ご容赦ください。

ライブCDでお試し

まずはお手軽に、ライブCDモードでお試し。VMwareでもVirtualBoxでも普通にLinuxOSインストール用のVMイメージを新規作成し、CDROMドライブにJolicloudのISOイメージを指定してブートすれば、勝手にライブCDモードで起動します。
起動中画面。いい感じのデザイン。現在の最新バージョンは1.1です。
ログイン画面。Jolicloud独自のアカウントを作成するか、FacebookアカウントでログインのうえJolicloudにサインアップするとログイン可能に。
ホーム画面。Chromiumブラウザ上にHTML5を駆使して構築されている。アプリケーションを追加していくと、iPhoneやAndroidのように横方向にホーム画面が増えていく。
とりあえずホームにあったインベーダーゲームもどきを起動。Flashベースの同ゲームを提供しているWebサイトに遷移しているだけ?
Chromiumブラウザ。日本語ページも問題なく閲覧できる。フォントは変えたいな…
chromium browser

次回予告:Jolicloudの正体は?

Jolicloudの中身は、よく見てみるとベースとなったUbuntu Linuxの面影が強く残っています。少し探せばrootログイン可能なターミナルエミュレータが出てきます。
root shell
このあたりの詳細と、ライブCDではなく実際にマシンにインストールした上での使用レポートは次回にお送りします。