正月休み。TVで恒例の高速道路I.Cの渋滞映像を眺めていたら、ふと思い出したニュースがある。高速道路の案内標識に長年親しまれてきた書体が「ヒラギノ」に変わるというものだ。
asashi.com – 高速道路の標識、「ヒラギノ」書体に iPadと同じ
従来用いられていた書体は「公団ゴシック」という名称で親しまれており、昭和30年代当時のモダンな雰囲気を醸し出す味のある書体だ。
今回の改定に至った経緯は、過剰な略字であったり、新たな文字を製作する際に属人性が高すぎる為に統一感に欠けるいった理由なのだそうだが、未だ根強いファンも多く、収集したり個人で制作したりする人が後を絶たない程の人気ぶりだ。興味のある方は下記を一読頂きたい。
@nifty – デイリーポータルZ:高速道路フォントめぐり
高速道路の文字を再現しよう GD-高速道路ゴシックJA-OTF
次にバトンタッチされた「ヒラギノ」は、先のニュース記事にはiPadと同じなどと記載されているが、実はかなり以前からMacOS Xに標準で搭載されている日本語フォントだ。そこで、早速手元のフォントを使って一足早めにI.C案内標識をつくって雰囲気を確認してみよう。
“NEXCOはQuartzComposerでヒラギノフォントの夢をみるか。” の続きを読む