五城目コアはAターン人材を積極的に受け入れております!

秋田県五城目(ごじょうめ)町は紅葉も終わりすっかり冬の気配です。十分に暖房の利いた教室(オフィス)から望む冬景色も、なかなか味わい深いものがあります。こちらは全国的な寒波の訪れた11月24日の朝の一枚。

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「BABAME BASE」のFacebookページより許可を得て転載しております

そんな弊社の5つめの地方拠点・五城目コアでは、現在「Aターン人材」を絶賛募集しております!

※五城目コアについてはこちら

と書いてみたものの、「Aターン」という言葉をほとんどの方がご存じないことでしょう。「Aターン」とは、秋田県へのUターン(地元を離れた後、地元に戻る)・Iターン(縁もゆかりもないところから移住する)・Jターン(地元を離れた後、地元近くの中大規模都市に戻る)の総称。オールターン(ALL Turn)の「A」と秋田(Akita)の「A」をかけた言葉だそうです。つまり、秋田県外から移住する人は、出身者もそうでない人もみんな「Aターン」。

全国で最も人口減少の進む秋田県では、県外からの移住者の受け入れを積極的に行っています。その一つが、「公益財団法人秋田県ふるさと定住機構」の取り組み。Aターンを希望する方と、Aターンを積極的に受け入れたい企業をマッチングする枠組みです。この度、弊社も求人票を掲載していただくこととなりました。Aターン登録をしていただければ求人票を閲覧することができるとのこと。しかも面接の際の交通費の補助もあるとか(上限あり)。こうした就職支援の他、移住の際の引っ越し費用やスタッドレスタイヤの購入費用などに対し補助が出る仕組みもあります。

こうした移住定住促進の取り組みは全国的に拡大しています。実際、「環境に恵まれた地方で暮らし、働く」という選択肢を検討し始める人は、徐々にではありますが増えているようです。人口一万人足らずの五城目町にも3年間で30名弱の移住者が集まり、豊かな自然を楽しむ時間、家族とゆっくり過ごす時間をそれぞれ享受されているようです。

しかし、地方移住のネックは、やはり「仕事」。「本当は地元で子育てしたいんだけど、仕事がないから……」、そう言って都市部での生活を続けている人も少なくありません。実家のご両親が「地元には仕事がないから、帰ってくることはない」と言ってしまうケースもあるとかないとか。

「仕事さえあれば田舎で暮らしたい」、そんな想いに、もしかしたら五城目コアが応えられるかもしれません。のんびりした田舎の快適な環境の中で生活し、集中して仕事する環境を得たい、そんなエンジニアの方がいらっしゃいましたら、ぜひ五城目でのエンジニアライフをご検討いただければと思います(もちろんすでに秋田県内在住の方も大歓迎です!)。オフィスの見学も随時対応しておりますので、まずはご連絡ください

五城目コアより開設のお知らせと近況報告

五城目町ってどんなところ?

突然ですが、まずはこの動画をご覧ください。

この素晴らしい動画の舞台、それが秋田県五城目(ごじょうめ)町です。

2016年8月より弊社の5つ目の地域拠点・五城目コアが秋田県でスタートしました。人口1万人を少し下回る規模の秋田県五城目町は、自然が豊かで歴史ある酒蔵や朝市を有しながら、中心部から車で数分のところにはイオンスーパーセンターがあり、秋田市から車で40分程度という利便性を兼ね備える「ほどよい田舎」です。

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五城目町は高齢化率が全国トップである秋田県において、高齢化率が第3位(2016年現在)。住民の4割が65歳以上という人口減少が進む地域でありながら、起業したり、オフィスを構えたりする全国からの移住者が後を絶ちません。そのムーブメントを起こしているのが、行政と地域おこし協力隊をはじめとした移住者たちのチームワークです。

その地域おこし協力隊のみなさんが常駐しているのが、弊社五城目コアのオフィスが入っている五城目町地域活性化支援センター・通称BABAME BASE。130年以上の歴史がある馬場目小学校が2013年3月に廃校になり、その校舎を活用したもので、同年10月よりシェアオフィスとして五城目町が運営しています。

BABAME BASEのご紹介

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廃校利用と聞くと、古く趣のある校舎をイメージする方が多いかもしれません。が、BABAME BASEの前身の小学校は2000年に建て替えられたばかり。耐震もばっちりなので、安心して使えます。しかも、林業の町・五城目の学校らしく、木材がふんだんに使われており、自然光もたくさん入る設計になっています。校舎の窓からは馬場目川と田んぼの雄大な景色を望むことができ、根詰めて仕事をした後にふっと窓の外を見てリラックス、なんてこともできます。

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また、BABAME BASE内にはデザインやオフィス設計、教育、研修、旅行、映像といった多様な企業・団体が入居しており、そうした皆さんと横のつながりができるのも魅力です。後述しますが、五城目コアで推進する産学官連携型の事業も、BABAME BASEの入居企業とチームを組んでいます。五城目町待望(?)のIT企業ということで、これから様々な連携が広がるのではないかと期待しています。

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五城目コアのこれからについて

五城目コアは、今後開発及びデザインの拠点として展開していく予定です。そのために、現地の開発リーダーとなる人材の採用活動を進めております。また、県内の各大学や高専との連携を強め、秋田に残ってエンジニアやデザイナーとして働きたいという人材の受け入れ先の一つとなり、貴重な人材が県外にやむなく流出してしまうという課題に少しでも貢献できればと考えております。

・人にやさしい自然環境の中で働きたい
・開発拠点の立ち上げのリーダーとして活躍してみたい

そんな方はぜひ弊社採用ページよりご応募ください!

また、秋田県が主催する「ICT活用によるグローバル起業家人材育成支援事業」の採択を受け、五城目コアを拠点として県内の10~20代を対象とした起業家育成のプログラムを展開していきます。

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県内5大学の後援を受けたこのプログラムは「おこめつ部~農耕型スタートアップ・プロジェクト~」。賛否両論がありそうなネーミングかもしれませんが(笑)、これまで起業なんて考えたこともなかった大学生等が、秋田に残り地域社会に貢献する手段の一つとして起業を捉えられるよう、これまでの起業家育成の取り組みとはちょっと異なるコンセプトを取り入れ、推進いたします。詳しくは公式WEBサイトをご覧ください。

以上、五城目コアよりお知らせでした。